お茶碗拝見に持参するとき

Q.濃茶をいただき、お詰より正客にお茶碗拝見に持参するとき、正客の右膝頭にお茶碗を置きましたらよいのか。古吊紗が添う場合、古吊紗を置くのは、正客より見て茶碗の左ですか、または右ですか。

静岡 お茶碗のみならば中央です。古吊紗があれば茶碗との両器が正客の前になります。そして古吊紗は茶碗の下座になります。

Q.茶事のとき使用します茶巾落しは、畳の縁内送りでしょうか、縁外送りでしょうか。

畳の縁内がよいでしょう。

Q.茶入、茶杓、仕覆を客より返すとき、茶入が釜付でしょうか、仕覆が釜付でしょうか。

亭主より出すときは茶入が釜に近いほうで、客より返すときは茶入が釜に遠いほうです。

客を三人と仮定して

Q.濃茶で客を三人と仮定して、濃茶の喫みまわしをしました場合、正客は茶を喫み終った後は、茶碗を拭き、茶碗をまわさないで次客に送り、次客は茶碗をまわしていただく。つまり茶碗の中の静岡 お茶をいただくときは、三人の三本の喫み筋がつくようにいただきますか、それとも全員が同じところから(客の喫み筋が一本になるよう)いただいたほうがよろしいのですか。

正客がいただいたのと同じところからいただきます。

Q.濃茶の場合、詰が茶を喫み終り茶碗を拭くとき、茶碗の上端からどの程度を拭いたらよろしいのでしょうか。

連客とも三センチ位のところまでを拭きます。

Q.濃茶を末客が喫み終ったとき、茶碗は必ず懐中の茶巾で拭いますが、このとき、他の連客は指で拭うだけでよいのか。

連客ともに茶巾がよいでしょう。

多人数の客の場合

Q.濃茶で多人数の客の場合は、いつと定めなくとも、茶銘、詰、菓子などをおたずねしてよいのか。

やはり、正客が次客の一口で茶銘、詰、菓子の挨拶をするとよいでしょう。

Q.濃茶のとき、客はいつ静岡 お茶碗の窯元をうかがえばよろしいのでしょうか。

亭主が茶碗を取込んで総礼をしたとき、正客がうかがえばよいでしょう。

Q.濃茶をいただき、その茶銘をたずねるときは、菓子礼を最初に述べてから茶銘を聞きますか、または茶銘をはじめに聞いて菓子礼を後にしますか。

茶銘をさきに菓子礼を後に述べます。

Q.濃茶の客のとき、茶碗の拭い方、懐紙の折り方はどうすればよいのか。

元来は茶巾で拭うのが本意です。懐紙は働きですから茶巾と同様に折ればよいでしょう。

古吊紗を添えて?

Q.濃茶で古吊紗を添えて静岡 お茶が出されたとき正客は古吊紗の上に茶碗をのせて喫み、次客には古吊紗を添えずに茶碗だけ渡しますか、また茶碗に古吊紗を添えて渡しますか。

正客は拝借しますと挨拶して亭主の出された古用紗を茶碗に添えて渡し、次客もいただきます。

Q.濃茶で亭主の古吊紗の上に茶碗をのせていただき、最後に詰が茶を喫み終り、古鳥紗の上に茶碗をのせたまま下に置き、拭いてから茶碗だけを取りあげて、向うへまわして畳の縁外へ置き、古吊紗を二つに折って茶碗の左横へ置くのでしょうか、または詰が茶を喫み終り、茶碗を古吊紗からはずし、茶碗を膝前に置いて、古吊紗を二つに折って左膝横に置いて茶碗を拭くのでしょうか。いずれのほうがよろしいでしようか。

茶碗を古吊紗からはずし、茶碗を膝前に置いて、古吊紗を二つに折って左膝横に置いて茶碗を拭くほうがよいでしょう。

総礼

静岡 お茶会で、濃茶で正客が茶碗を取込み次客との間に置き、総礼してすぐ正客が茶碗を取りあげるのと、総礼してつづいて正客から次客に「お先に」の挨拶をして茶碗を取りあげるのと、どちらがいいのか、


ということですが、総礼してすぐに茶碗を取りあげます。


正客から次客への「お先に」の挨拶はありません。


次客以下は前の客の一口目のときに「お先に」の挨拶をします。


普通の濃茶のとき、広間で正客が茶碗を取りに出て、古吊紗がある場合、古吊紗と茶碗をどのようにして持ていいのか。


これは、まず右手で茶碗を取り、左手にのせて次に右手で古島紗を取り、そのまま茶碗に添えて立ち、座にかえります。

濃茶のとき

静岡 お茶会で、濃茶のときは、茶銘、詰、菓子の挨拶以外は終始無言なのか。


気になるところですよね。


点前中は大体終始無言のほうがよろしいですが、茶を点て終り、亭主が茶碗の戻るのを待っている間は何も動作がありませんから、このときにいろいろおうかがいになったり、お話をなさればよろしいでしょう。


そして、濃茶のときの花の挨拶は、柄杓を引き、総礼をしたときにするべきなのか、または建水をすすめたときにするのか。


これは、総礼のときに花の挨拶をするのがよろしい。


建水をすすめてからは居前を直すべきときであるのでよくありません。

後入りの迎付けの銅鑓の音

後入りの迎付けの銅鑓の音は、どのような姿勢で聞くのか、気になりますよね。


これは、飛石を少々進み(庭の大小による)、飛石の上につくばって謹んで聞きます。


腰掛に腰をおろしたまま聞くなどは傲慢な振舞いです。

名器の銅鋸は拝見をこっていいのか。


これは、静岡 お茶会の席中に(例えば床脇など)荘ってある場合は拝見をこうまでもありませんが、勝手にある場合は拝見をこってもさしつかえありません。


大概水屋にかけてあるものですから、茶事がすんでお水屋拝見の際、一緒になさればよろしいでしょう。

八寸の盃事のとき

懐石のとき、客は向付または椀膳類その他の器物の製作など、何か静岡 お茶会の亭主にたずねるのが良いのか、また馳走の心尽しは亭主が膳を引くとき、厚く礼を述べていいのか。


これは、八寸で主客盃事のあるときが最もよろしいですが、強肴のときでもよろしい。


ただし、その他の場合でも好機会があったらさしつかえないでしょう。


馳走の礼は膳を引くときに述べるとは定まっていません。


各部で風味とか、趣向とかの挨拶があってよろしいが、これも八寸の盃事のときが最もよろしいでしょう。


懐石が終ったら

懐石が終り、静岡 お茶会で、客はすべて器を拭い、飯椀と汁椀とは一つは蓋を侑け、一つは仰向きとしますが、これはどちらが傭けでどちらが仰向きなのか。


と言うことですが、飯椀は蓋を仰向け、汁椀は傭けます。


そして、盃は正客が終りに亭主に納めますと亭主は台とともに勝手に持ち入り、次客以下は詰まで各自盃は飯椀の蓋の上に重ねて戻します。


客は懐石を食べ終り、箸を膳に置くとき、向かって左の膳の縁にかけておきますか、正客一人に限って、向かって右にかけておくのか、についてですが、正客、連客とも箸を拭うまでは向かって左にかけ、箸を拭った後は右にかけ、連客一同が仕舞ったのを見はからい、同時に箸をおとし、亭主に合図します。

懐石で

懐石で八寸が終り、亭主が盃台と懐紙に取られた自分の肴を八寸の上にのせて帰りますときは、どのようにのせても良いのか、それとものせる位置は決まっているのか。


これについては、位置は決まっています。


盃台を八寸の左上に置き、懐紙に取られた肴は右手前にのせます。


懐石のとき、客が食べ終った器物で、勝手口に返すものと、膳の向うに返すものがあります。


それは、吸物椀と煮物椀は膳の向うです。


また最初の飯器も末客の膳の向うです。


勝手ロへ返す品は後の飯器と相伴中の銚子徳利類、焼物の器、預け鉢ならびに湯斗、漬物鉢と縁高(菓子器)です。


強肴の鉢は臨機応変がよろしいでしょう。


さて、みなさんは、静岡 お茶はお好きでしょうか。


私はやはり日本茶が一番すきです^^